3週間ぶりにリーグ戦が再開! 
今節の相手は先週天皇杯で下したばっかりのギラヴァンツ北九州!
2週連続で同じ相手を倒すことができるか!?

◆今節のヴォルティスのフォーメーション 
2016-09-11-18-07-45
SUB
相澤 冨田 キョンジュン 佐々木一輝 井澤 山崎 渡

先週の天皇杯北九州戦からはスタメンを2人変更。
GKは長谷川徹が戻り、冨田に変わって藤原がスタメン。
期待のエマナは帯同せず。


◆今節の北九州のフォーメーション  
2016-09-11-18-00-34
SUB
鈴木 石神 寺岡 加藤 内藤 ロドリゴ 小谷

天皇杯徳島戦からはスタメンを3人入れ替えてきた。
本山が1.5列目気味のFWに入り、
ボランチには風間宏希が復帰。


◆試合の感想

古巣へのお礼参り弾・・・。

後半ATの決勝点・・・。

移籍してきてからキャリアハイを叩き出す・・・。


くらうことはあっても徳島の選手が達成できるとは・・・!

もうこの試合は渡に尽きる!!


試合を振り返ると前半は互角の展開。
両チーム守備が安定している。

北九州4バックのCBコンビは、
西嶋と28番福田が入ったのは天皇杯と同じ。

先週は連携やマークの受け渡しに隙があり、
何度も佐藤や大崎が裏を取れていたが、
この試合では裏を取れた場面はほとんどなかった。

ボランチとの連携もよく、大崎と木村の動きも警戒され、
うまく間で受けることができなかった。


怪我から復帰してきたばかりの西嶋と、
夏の補強で入ったばかりの福田。

ある意味ではこの二人の連携は、
この一週間でもっとも伸びしろがあったのかもしれない。


しかし、徳島のDF陣も負けてはいない。
エースFW原一樹は福元が最大限警戒した。
右サイドは藤原がほぼ完璧に対応し、
しっかりシュートを打たれたのは開始早々の井上のシュートくらい。

左サイドからは元ガンバの星原がガンガン仕掛けてきたが、
同じく元ガンバの内田が踏ん張って抑え込んだ。
石井もうまくカバーリングしていた。

本山が下がり目で捌いてた時は流れを掴まれ、
押し込まれてCKが連続した時間帯もあったが、
集中した守備で決定機は作らせなかった。

前半は五分五分の展開で0-0。


後半の攻撃の狼煙はやはりカルリーニョス。
強烈なミドルをしっかり枠内に放つ!

内田が星原を押し込んで高い位置を取れるようになり、
徐々に徳島の時間帯に。
解説の人が前半から走りまくる内田のスタミナを心配していたが、
後半には完全に星原の運動量を上回った!
徳島の翼をなめちゃいかんよ!

しかし、シュートは打つものの決定機は作れない。

逆にこの試合一番のピンチが!!
MF井上の縦パスに途中出場のFW内藤が抜け出す。
DFとGKを引きつけて中央の原一樹にパスを出すが、
足に合わずシュートは力なくゴール右へ外れた。
危なかった~

徳島は大崎⇒渡、佐藤⇒山崎とカードを切る。
渡は古巣との対戦、山﨑は2試合ぶりの出場。

そこからも積極的にシュートを放つが枠を捉えられない。
そして、残り5分少々でキョンジュンを投入。

天皇杯でもキョンジュンが出てから流れが変わったんだ!
しかし、あまりに時間が少ない・・・。

すぐに時間は経ち後半AT。
下位チーム相手に、先週勝った相手に、
引き分けかぁという雰囲気が漂っていた中、
キョンジュンの積極的な仕掛けでCKを得る!

ラストチャンス!!

キッカーはカルリーニョス!
アウトスイングでGKから離れていくボールは、
ドンピシャで渡の頭が捉え、ボールはネットに吸い込まれた!!

ゴールから離れる動きをしながら、
DFにもしっかり身体を寄せられてるのに!
これは難しいヘッドだぜ!

あまりにも劇的な決勝点!!
渡はホームでの北九州戦に続き、
古巣との対戦で決勝点を上げた!!


渡はこれで8点目!
昨年のキャリアハイに並んだ。

前所属チームで出場機会のなかった選手は別として、
徳島に移籍してきてキャリアハイの成績を残したFWはいただろうか?

全盛期後に移籍してきて貢献してくれた選手や、
出場機会を求めて移籍してきて活躍した選手はいるが、
ある程度結果を残した上で、ステップアップに徳島を選んで、
かつ結果を出した選手はあまり記憶に無い。

2ケタ得点も余裕で視野に入っている!
徳島の選手の2桁得点は2013年の津田、ドウグラス以来。
なんとしても達成してほしい!!


渡は試合後のインタビューで
「北九州で育ったことを誇ってもらえるような選手になりたい」
と言っていた。

そしたらすぐに北九州のサポに充分愛されていることがわかった。

試合後、北九州サポに挨拶に行く木村と渡。
31_北九州05

「木村、渡、本城で共に闘った日々を忘れない」
31_北九州04

これは嬉しかっただろうなぁ。
31_北九州03


縁があって徳島に来た選手。
感謝の気持ちは忘れちゃいけないですね。

いや、選手だけじゃないな。
31_北九州02
北九州ヘッドコーチ、元徳島監督の美濃部氏。

今の順位を気に病んでるのかヒゲに白いものが目立ってきたな・・・。

北九州はJ3との入れ替え戦圏内の21位。
来年は新スタも行ってみたいし、なんとか残留がんばってほしい!!


残り11試合でプレーオフ圏内の6位との勝ち点差が11。
試合前は残り12試合で14差だったので、
この試合を落としていたら、ほぼ終了だった。

今の差も相当厳しいけど、勝ち続けるしか無い!

31_北九州01


◆J2 第31節 9/11(日)@本城(2,654人)
 徳島ヴォルティス 1-0 ギラヴァンツ北九州
 [得点] 
  90+3分 渡大生(徳島)


◆シーズン成績
  11勝7分13敗 勝点40 12位


◆ハイライト   




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