今回はボランチの選手の出場記録をまとめます。 

集計はJリーグ公式HPより
出場時間は公式に則り、AT(ロスタイム)を含まない1試合90分換算。
(先:先発出場 途:途中出場 ベ:ベンチ入り)
[J2リーグ戦]全42試合/3780分 青
[天 皇 杯] 全 3試合/  270分 緑 

カルリーニョス 背番号6
[J2リーグ戦]
24試合 2137分 2G/3A 先:24回 途:0回 ベ:0回
[天皇杯]
  1試合     89分 0G/1A 先:  1回 途:0回 ベ:0回

今年、最もインパクトがあったのはカルリーニョス。
特にデビューとなった第13節アウェイ清水戦は凄かった!
それまでがモヤモヤする試合ばっかりだったのもあるが、
清水を手玉に取る姿は痛快だった。

広い視野と正確なキックからなる大胆なサイドチェンジ。
相手の虚を突く強烈なミドルシュート。

広瀬陸斗、内田裕斗の両WBの躍進の何割かは、
カルリーニョスのおかげだろう。

逆にシーズン序盤のチームのもたつきは、
カルリーニョスがいなかったからだと言える。
それだけ影響力の大きな選手だ。

今年の怪我は練習試合での怪我だから仕方がないが、
来年は開幕当初から万全でいてほしい。


岩尾憲 背番号8
[J2リーグ戦]
39試合 3510分 1G/3A 先:39回 途:0回 ベ:0回
[天皇杯]
  1試合     90分 0G/0A 先:  1回 途:0回 ベ:0回

第5~7節の3試合を負傷で欠場したが、それ以外はフルタイム出場。
3510分の出場で陸斗に次ぐチーム2位の出場時間だった。

インパクトはカルリーニョスに劣るが、
シーズン通してチームを支えたのは岩尾だと言える。 

カルと組んだ最初の方は、カルを活かすために、
フォローの動きに徹していたらしいが、
途中からは岩尾の攻撃参加も増え、攻撃に厚みが増した。

カルが怪我で欠場した終盤も、
井澤とのコンビで安定した試合運びを見せた。

古巣水戸戦のゴールは決勝点となったが、
ポストに当たった後、相手DFに当たって入るというラッキーゴール。
どフリーだったからさっくり決めてほしかったけどね。


濱田武 背番号14
[J2リーグ戦]
16試合 1254分 0G/1A 先:14回 途:2回 ベ:14回
[天皇杯]
  2試合   180分 0G/0A 先:  2回 途:0回 ベ:0回

カルを怪我で欠く序盤はスタメンで出場。
しかし、勝てないチーム同様、あまり良いところがなかった。

カルの復帰とともにサブへ。
個人的にはカルの負傷により再びスタメンの機会がまわってきた
第20節の金沢戦での消極的なプレーがショックだった。
カルリーニョスを体験した後だけに、
相変わらずバックパス主体の濱ちゃんのプレーが悲しかった。

藤原がアンカーに入った3試合での出来は良かったと思うから、
後ろが安定して信頼できれば攻撃的にいけるんだろう。


井澤惇 背番号28
[J2リーグ戦]
4試合 359分 0G/0A 先:4回 途:0回 ベ:20回
[天皇杯]
2試合 180分 0G/0A 先:2回 途:0回 ベ:  1回

リーグ戦で4試合しか出ていない。得点もアシストも無し。
数字だけ見れば全然良くないが、印象は悪くない。

ベンチ入りは20回。
メンバーに入ってもなかなか使われない難しい状況でも、
出場した4試合では十二分に活躍した。

セレッソや清水相手でもしっかりボールを保持し、
短いパスで何度もボールタッチしリズムを作った。


◆ボランチ総評

あくまで2人とも残ってくれることが前提だが、
カルリーニョスと岩尾のダブルボランチはJ2屈指だと思う。
この2人のコンビがシーズン通して稼働できれば、
それだけで上位を狙えるチームと言ってもいいだろう。

井澤も派手さはないがいい選手。実力は示してくれた。
放出していい選手じゃない。

濱ちゃんももう一花咲かせてほしいんだが・・・。
キャプテンの重荷がなければ再起もあるか!?
運動量自体は落ちていないが、スプリントはあまり多くない。
攻撃センスを活かしてシャドーで使うというのも今はキツイそう。
去就はどうなる!?


他の選手では木村がたまにボランチに入ったくらい。
天皇杯ではシャドーで出た陽次も本職はボランチ?

カル、岩尾は盤石だがその分補強は難しい。
そもそも2人の引き止めが最優先事項だ。

あとは富山にレンタル中の窪田がどうなるか。
是非、徳島に戻ってカルリーニョスのすべてを受け継いでほしいんだけど。


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