前節は後半ATの劇的勝利で岐阜を破ったヴォルティス!
ホーム連戦となる今節迎えるのは大宮アルディージャ。
大宮を倒して勝ち星先行に持っていくことはできるか!?
◆今節のヴォルティスのフォーメーション
SUB
永井 内田航 内田裕 狩野 杉本 表原 河田
前節快勝もDF人を変えてきた。
鈴木大誠がJ2デビュー!!
早くも徳真&大生の筑波コンビのスタメンが実現!!
◇大宮に所属経験のあるヴォルティスの選手
・なし
◆今節の大宮のフォーメーション
SUB
塩田 河本 奥井 石川 小島 大前 富山
大宮といえば4-4-2のイメージだったが、
THE 高木琢也的な3バックで前節から5人のスタメン変更。
エース候補大前元紀はサブ。
◇徳島に所属経験のある大宮の選手
・なし
◆試合の感想
2017年にJ1から降格してきた大宮。
昨年は序盤の出遅れが響き最終5位となりプレーオフで敗れた。
今年は高木琢也監督を招聘。
前節は昇格組の琉球と激しい打ち合いの末に敗れているが、
(大宮3-4琉球 なんか身に覚えのある数字だ・・・。)
J1級の選手層を持った昇格候補のひとつ。
大宮はここまでの勝ちなしを受けてスタメンを大きく変更。
徳島はファンマ対策で中央にバイス、大誠を揃えた4バックとした。
序盤はお互いの持ち味を消し合うような情勢。
どちらも攻撃をいい形で展開できない。
大宮のCKは怖かったが特に問題なくクリア。
徳島も左から田向のクロスに野村が合わせるが惜しくも枠外。
清武の直接FKもいい感じで変化したが真正面過ぎて弾かれた。
どちらかと言うと大宮ペースで、前半に打たれたシュートは6本。
枠外が多かったが攻撃の形は作られた。
対して徳島は上記の2本のみ。
難しい雰囲気が漂いながら0-0で前半終了。
後半開始から岸本に替えて内田航平を投入。
3バックに変更した。サイドをケアするための5バック化か。
岸本は対峙する酒井宣に押し込まれ、
岐阜戦のような高い位置を取れていなかった。
徳島も反撃に出る。
後半6分のCKからの大誠のヘッドはタイミングはばっちりだった。
また、中央寄りにポジションを移した清武が、
前を向いて推進力のある突破を見せるようになった。
いい感じの攻撃が続いたが決め切ることができなかった。
そして逆に大宮にはチャンスは多くなかったが、
決め切ることができる選手がいた。
後ろ向きの状態からターンし右にドリブルし、
そのまま大外から巻いてくるミドルを決められた・・・。
着いてた徳真もブロックに行った大誠も、GK梶川も、
特に誰かにミスがあったわけじゃない、
スーパーなミドルを決められてしまった。
攻め切れない徳島は、
徳真⇒河田、押谷⇒竜士と次々に投入。
なんとか追いつこうと攻め立てるが、
シュートまでは持って行けずそのまま0-1で試合終了となった。
悪い内容じゃなかったが、
高木監督の術中にハマり良さも出せなかったので、
攻撃で見ごたえのある試合にはできなかった。
(客観的に中盤の攻防には見応えあったんだけど。)
高木監督は試合後に、
「なぜ藤田選手をSBに置いたのかは開始して何分かしたところで分かりました。
ただ、そこをまず止められたことが今日のゲームの勝因だったと思います。」
とまで言っているのでスカクティングで敗れたようなものか。
具体的にはどういうことなのか教えてほしい!!
ボールを支配できてもシュートは多くなく、
逆に相手のスーパーな一発で敗れるという、
悪いリカルドサッカーの典型のような試合だった。
どうしても選手個人の決定力に依存するのかなぁ。
けど、公式で5本とシュートが少ない。
(野村と清武でもっと打ってる印象だけどなぁ)
あとはゴールキックからのビルドアップ。
岐阜戦同様に大宮の初期配置とプレスに苦しんだ。
岐阜戦とは違って決定的なミスが起きる前にキックに変えたが、
うまく繋げず相手ボールになることはあった。
今後どうするのだろうか?
長身のザビが入ったらまた変わるか?
さて、良かった面も書かないと。
なんと言ってもスタメン揃い踏みとなった筑波コンビのW鈴木。
初出場の大誠は落ち着いていて、足元も上手いし高さもあるしで良かった。
特に4バックの時はスタメン候補と言えるかもしれない。
3バックの時は福岡とのポジション争いか。
徳真はどんどん良くなっている。
この試合の唯一の収穫と言ってもいい。
攻撃にセンスのある選手だと思っていたが、守備も抜群に良い。
見応えのあった中盤での攻防というのは、
徳真のボール奪取が大きく貢献したのは間違いない。
上手くボールを受け、相手のプレスも落ち着いていなし、
守備でもインターセプトやタックルが効いている。
それってもう岩尾やん!
早くもJ1からの引き抜きを心配するレベルの選手になった。
(っていうかもともとそのレベルなんだろうな)
セットプレーを蹴らなくなったという面もあるだろうが、
岩尾の負担は徳真によってだいぶ減っているように感じる。
岩尾がもっと前に絡んでいく分厚い攻撃が観たい!!
鹿児島戦はリードされ追いついてまた離されての展開。
岐阜戦は最後の最後に決勝点を奪った。
大宮戦は相手のリードに追いつけずと、岐阜戦の数秒以外、
今シーズンリードしている時間帯ってのがほとんどない。
次の相手は3試合9点と点を取りまくっている琉球だが、
その琉球相手に打ち勝ってほしい!!
(この堅かった大宮相手に琉球は4点も取ったのかよ・・・)
◆J2 第3節 3/10(日)ポカスタ(3,870人)
徳島ヴォルティス 0-1 大宮アルディージャ
[得点]
・70分 バブンスキー(大宮)
◆シーズン成績
1勝0分2敗 勝点3 14位
◆ハイライト
◆DAZN週間ベストゴール
・該当なし
◆DAZN週間ベストセーブ
・該当なし
◆DAZN週間ベストプレイヤー
・該当なし
◆選手等ツイッター
野村 直輝@n_nomu1991昨日も足元の悪い中スタジアムへ来て頂いた皆様ありがとうございました。
2019/03/11 11:11:10
声援はしっかり選手に届いています、その気持ちや想いに恩返し出来るように全員で毎試合1つ1つ大事に闘います、また応援よろしくお願いします🙇 https://t.co/lkjKG9RwIW
◆チーム内得点ランク
2点 清武功暉
1点 バイス、岸本
◆チーム内アシストランク
1A 狩野、藤田、押谷
コメント
コメント一覧 (2)
内容は互角と言ってもいい試合だったので、
まさに決定力の差が結果を分けましたね。