前節は後半ATの劇的勝利で岐阜を破ったヴォルティス!
ホーム連戦となる今節迎えるのは大宮アルディージャ。
大宮を倒して勝ち星先行に持っていくことはできるか!?

03_大宮01

◆今節のヴォルティスのフォーメーション
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SUB 
永井 内田航 内田裕 狩野 杉本 表原 河田

前節快勝もDF人を変えてきた。
鈴木大誠がJ2デビュー!!
早くも徳真&大生の筑波コンビのスタメンが実現!!

◇大宮に所属経験のあるヴォルティスの選手
・なし

◆今節の大宮のフォーメーション
IMG_9124
SUB 
塩田 河本 奥井 石川 小島 大前 富山

大宮といえば4-4-2のイメージだったが、
THE 高木琢也的な3バックで前節から5人のスタメン変更。
エース候補大前元紀はサブ。

◇徳島に所属経験のある大宮の選手
・なし


◆試合の感想

2017年にJ1から降格してきた大宮。
昨年は序盤の出遅れが響き最終5位となりプレーオフで敗れた。

今年は高木琢也監督を招聘。
前節は昇格組の琉球と激しい打ち合いの末に敗れているが、
(大宮3-4琉球 なんか身に覚えのある数字だ・・・。)
J1級の選手層を持った昇格候補のひとつ。


大宮はここまでの勝ちなしを受けてスタメンを大きく変更。
徳島はファンマ対策で中央にバイス、大誠を揃えた4バックとした。

序盤はお互いの持ち味を消し合うような情勢。
どちらも攻撃をいい形で展開できない。

大宮のCKは怖かったが特に問題なくクリア。
徳島も左から田向のクロスに野村が合わせるが惜しくも枠外。
清武の直接FKもいい感じで変化したが真正面過ぎて弾かれた。

どちらかと言うと大宮ペースで、前半に打たれたシュートは6本。
枠外が多かったが攻撃の形は作られた。
対して徳島は上記の2本のみ。
難しい雰囲気が漂いながら0-0で前半終了。


後半開始から岸本に替えて内田航平を投入。
3バックに変更した。サイドをケアするための5バック化か。
岸本は対峙する酒井宣に押し込まれ、
岐阜戦のような高い位置を取れていなかった。

徳島も反撃に出る。
後半6分のCKからの大誠のヘッドはタイミングはばっちりだった。

また、中央寄りにポジションを移した清武が、
前を向いて推進力のある突破を見せるようになった。
いい感じの攻撃が続いたが決め切ることができなかった。

そして逆に大宮にはチャンスは多くなかったが、
決め切ることができる選手がいた。

後ろ向きの状態からターンし右にドリブルし、
そのまま大外から巻いてくるミドルを決められた・・・。

着いてた徳真もブロックに行った大誠も、GK梶川も、
特に誰かにミスがあったわけじゃない、
スーパーなミドルを決められてしまった。

攻め切れない徳島は、
徳真⇒河田、押谷⇒竜士と次々に投入。

なんとか追いつこうと攻め立てるが、
シュートまでは持って行けずそのまま0-1で試合終了となった。


悪い内容じゃなかったが、
高木監督の術中にハマり良さも出せなかったので、
攻撃で見ごたえのある試合にはできなかった。
(客観的に中盤の攻防には見応えあったんだけど。)

高木監督は試合後に、
「なぜ藤田選手をSBに置いたのかは開始して何分かしたところで分かりました。
 ただ、そこをまず止められたことが今日のゲームの勝因だったと思います。」
とまで言っているのでスカクティングで敗れたようなものか。
具体的にはどういうことなのか教えてほしい!!

ボールを支配できてもシュートは多くなく、
逆に相手のスーパーな一発で敗れるという、
悪いリカルドサッカーの典型のような試合だった。
どうしても選手個人の決定力に依存するのかなぁ。
けど、公式で5本とシュートが少ない。
(野村と清武でもっと打ってる印象だけどなぁ)

あとはゴールキックからのビルドアップ。
岐阜戦同様に大宮の初期配置とプレスに苦しんだ。
岐阜戦とは違って決定的なミスが起きる前にキックに変えたが、
うまく繋げず相手ボールになることはあった。
今後どうするのだろうか?
長身のザビが入ったらまた変わるか?

さて、良かった面も書かないと。
なんと言ってもスタメン揃い踏みとなった筑波コンビのW鈴木。
初出場の大誠は落ち着いていて、足元も上手いし高さもあるしで良かった。
特に4バックの時はスタメン候補と言えるかもしれない。
3バックの時は福岡とのポジション争いか。

徳真はどんどん良くなっている。
この試合の唯一の収穫と言ってもいい。
攻撃にセンスのある選手だと思っていたが、守備も抜群に良い。
見応えのあった中盤での攻防というのは、
徳真のボール奪取が大きく貢献したのは間違いない。

上手くボールを受け、相手のプレスも落ち着いていなし、
守備でもインターセプトやタックルが効いている。
それってもう岩尾やん!
早くもJ1からの引き抜きを心配するレベルの選手になった。
(っていうかもともとそのレベルなんだろうな)

セットプレーを蹴らなくなったという面もあるだろうが、
岩尾の負担は徳真によってだいぶ減っているように感じる。
岩尾がもっと前に絡んでいく分厚い攻撃が観たい!!


鹿児島戦はリードされ追いついてまた離されての展開。
岐阜戦は最後の最後に決勝点を奪った。
大宮戦は相手のリードに追いつけずと、岐阜戦の数秒以外、
今シーズンリードしている時間帯ってのがほとんどない。

次の相手は3試合9点と点を取りまくっている琉球だが、
その琉球相手に打ち勝ってほしい!!
(この堅かった大宮相手に琉球は4点も取ったのかよ・・・)


03_大宮02

◆J2 第3節 3/10(日)ポカスタ(3,870人)
 徳島ヴォルティス 0-1 大宮アルディージャ
 [得点] 
 ・70分 バブンスキー(大宮)

◆シーズン成績
 1勝0分2敗 勝点3 14位 

◆ハイライト


◆DAZN週間ベストゴール
・該当なし

◆DAZN週間ベストセーブ
・該当なし

◆DAZN週間ベストプレイヤー
・該当なし

◆選手等ツイッター

チーム内得点ランク
2点 清武功暉
1点 バイス、岸本

チーム内アシストランク
1A 狩野、藤田、押谷


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