前節は水戸と引き分けたものの3連戦で勝ち点3を稼いだヴォルティス!
今節は愛媛FCを迎えての四国ダービー!!
昨年奪われたダービーフラッグを取り返さないといけない!!
平成最後の四国ダービー!!
◆今節のヴォルティスのフォーメーション
SUB
長谷川 石井 福岡 杉本竜 鈴木徳 押谷 佐藤
田向、狩野がスタメン復帰。
フォーメーションが固まってきた感がある。
◇愛媛に所属経験のあるヴォルティスの選手
・表原玄太(2014-2016年)
◆今節の愛媛のフォーメーション
SUB
パク 小暮 川村 禹 山瀬 近藤 藤本
U-23日本代表候補の神谷、
元日本代表の山瀬がスタメン入り。
◇徳島に所属経験のある愛媛の選手
・小暮大器(2014年)
◆試合の感想
今回のホームゲームも雨。
今年何度目の雨だろうか?
序盤は両チームとも牽制しあってるかのように、
膠着した状態で試合が進む。
川井監督が就任してから繋ぐサッカーを志向している愛媛だが、
思った以上にクオリティが高く、
徳島のプレスにも慌てることなく繋いできた。
しかし徳島も最前線までは繋がすことはなかった。
徳島の攻撃時は愛媛はあまり前からはこない。
後ろではある程度持てたが、
前につけてもスペースは少なく、
シュートまで持っていくことはできなかった。
狩野のヘッドやエリア内で岸本が倒されるなど、
徐々に愛媛陣内の時間帯が増えるが、
決定機まではもっていけない。
敢えてエンドを変え風上に立っていたので、膠着した状態で試合が進む。
川井監督が就任してから繋ぐサッカーを志向している愛媛だが、
思った以上にクオリティが高く、
徳島のプレスにも慌てることなく繋いできた。
しかし徳島も最前線までは繋がすことはなかった。
徳島の攻撃時は愛媛はあまり前からはこない。
後ろではある程度持てたが、
前につけてもスペースは少なく、
シュートまで持っていくことはできなかった。
狩野のヘッドやエリア内で岸本が倒されるなど、
徐々に愛媛陣内の時間帯が増えるが、
決定機まではもっていけない。
膠着した時間が続くと少しネガティブになってしまう。
そもそも後半に盛り上がって欲しいから、
通常通り後半にこちらに向かって攻める方が好きなんだけど。
(選手にはあまり関係ない話かもしれないが)
前半最大のチャンスは中盤でボールを奪った野村が、
カウンター気味に持ち上がった中央からのシュート。
強烈なシュートだったがポスト直撃!
跳ね返りを清武がシュートしたが今度はサイドネット。
決定機を決め切れなかった。
後半も展開の流れは変わらない。
お互いに引き締まった守備とも言えるが、
お互いに決め手に欠いたとも言える。
最大のチャンスは後半18分!!
狩野が蹴った右からのCK。
GKを超えて中央で内田航平がドンピシャヘッド!!
前は完全に空いていたが、
叩きつけたシュートが大きく跳ねて、
ゴールバーを超えてしまった・・・。
見てて完全に入ったと思ったし、
本人も確信していた感じで、しばらく立ち上がれなかった。
そして今度は愛媛のチャンス。
ペナルティエリア付近で岩尾がファウルしてしまい、
愛媛に直接FKのチャンス。キッカーはFW神谷。
しっかり壁を作っていたが、
その上を超えぐんと落ちたボールはバーの内側に当たり、
徳島ボールに滑り込んだ・・・。
完璧なFKでGK梶川も反応できなかった。
徳島のシュートはポストに当たって外に弾き出され、
愛媛のシュートはバーに当たってゴールに入る。
精度と言ったらそれだけだけど、悔し過ぎる。
攻めるしかない徳島。
失点の少し前に投入された佐藤、
失点直後に投入された押谷を中心に、
前線から激しいプレスでボールを奪い攻勢に出る。
(失点前からやってくれと毎回思う)
中央にターゲットが入り溜めが作れることで、
サイド攻撃が活性化!
いいクロスが何本も上がる!得点の匂い!!
(だから失点前からやってくれと)
さらにはバイスも前線に上がりパワープレー!
そして後半45分!!
バイスのポストプレーから佐藤がボールを拾い、
冷静に押谷にパス!
押谷はDFをかわしてGK岡本の股を抜くシュート!!
DFの数は揃っていたが、
バイス、佐藤がうまく引きつけてフォローした。
押谷もワントラップでDFの逆を突いた。
まだATが残っている!!
続けて攻勢に出て、前線に残ったバイスのシュートなど、
惜しい場面も作ったが、プレーが荒くなってしまう。
そして最後の場面。
GK岡本のキックを中盤でうまく絡め取り、
右サイドの藤田へ展開。
藤田からすぐに上げてほしかったが、
中央へ切り替えした後、左の田向へ。
田向も蹴らずに内田航平⇒藤田と戻り、
藤田は手詰まりになり、岩尾⇒狩野⇒内田とバックパスが続き、
狩野が内田に向けてバックパスしたところで笛。
平成最後のダービーは1-1の引き分けとなった。
ATの攻撃。
右サイドセンターライン付近の藤田のアーリークロス、
押谷がダイレクトで裏へ落とし、
抜け出したバイスがダイレクトでシュート!
という場面があったが、時としてこれくらい少ない手数で、
縦に素早く仕掛ける攻撃も観たい。
丁寧に繋ぐのと織り交ぜてほしいんだけどなぁ。
逆にもたついたのが最後の場面。
バックパスで終わったので激しいブーイングが起こった。
2回目に藤田に入った後はDFが完全に待ち受けていたので蹴れなかった。
最初に藤田に入った時点で佐藤もバイスも準備できていたから、
そこで蹴り込んでほしかったなぁ。
ただ、サポーターは自分の時計も見れるし、
審判の素振りもわかるから余計にもどかしいが、
ピッチの選手はわからないからなぁ。
印象としてはせめてチャレンジしてほしかったが。
そして選手がゴール裏に来た時、
あらためてコアサポを中心に激しいブーイング。
それに対しバイスだけが抗議の素振りを見せていた。
「劇的に追いついたじゃないか」と。
バイスの気持ちも理解はできるけど、
ダービーは勝利だけと歌っている以上、少なくとも拍手はできんわな。
後々にシコリさえ残さなければ感情のぶつけ合いは悪くない。
別に愛媛は嫌いじゃない。
一時住んでたこともあるし、友人もいるし。
けど、絶対に負けたくない!(いや、負けてはないけど)
それでいいと思うし、煽るチャントもノリノリで歌う。
ただ、愛媛のGK岡本についての、
このツイートには敵ながらグッときた。
masashi i@iatsu_e_o今日の梅津寺で、岡本に徳島戦がダービーである背景を教えて欲しいと質問された。そういうものを知った上で戦いたいと。
2019/04/13 14:56:18
「2時間くらいかまん?」と言ったら笑ってたけど、簡潔に話した内容を真剣に聞いてくれた。
こういう話をもっともっとせないかんのよね、ホンマに。
masashi i@iatsu_e_o千葉にいた頃は柏戦の意味を在籍の長い選手が新しい選手に伝えてたってことも言ってた。
2019/04/13 14:59:09
何年か前から、ダービーに対するクラブの熱量が明らかに下がっていることに気づいていたのに、なかなかこちらからアプローチできなかったのはサポーターの責任。
とにかくダービーフラッグ奪還はならなかった。
9月に取り返しに行くしかない。
そして次の相手ファジアーノ岡山も、
因縁ってわけじゃないけど嫌な相手。
少なくともしばらく勝った記憶がない。
古巣対決となる押谷が、
岡山戦前に加入後初ゴールを取れたことはよかったな。
次節はお礼参り弾をぶちかましてくれ!!
◆J2 第9節 4/14(日)ポカスタ(5,386人) 雨
徳島ヴォルティス 1‐1 愛媛FC
[得点]
・79分 神谷優太(愛媛)
・90分 押谷祐樹(徳島)
◆シーズン成績
3勝3分3敗 勝点12 11位 ⇒
◆ハイライト
◆DAZN週間ベストゴール
・該当なし
◆DAZN週間ベストセーブ
・該当なし
◆DAZN週間ベストプレイヤー
・該当なし
◆選手等ツイッター
Ricardo Rodrguez@Ricardo_RodrigzMatchday 9
2019/04/17 20:59:10
@J_League_En
FT: @vortis_pr 1-1 @ehime_fc
(Oshitani Y.)
ENG: https://t.co/0z0vQ78eZU
ESP:… https://t.co/otJtSw25n2
◆チーム内得点ランク
3点 岸本、清武
2点 バイス
1点 内田航、小西、押谷
◆チーム内アシストランク
3A 藤田
1A 狩野、押谷、野村、内田裕、岩尾、佐藤
コメント
コメント一覧 (1)
チーム戦術として無暗に中にボールを入れない。徹底しているからラストの場面でもボール繋いでタイムアップ。この戦術の功罪が見える。
サッカーの戦術でショート ショート ロング がある。ショートショートで敵を引き付けてロング、あるいは縦パス。中盤でショートショートショートではゲーム前のボール回しと同じ。なぜショートショートの後に勝負のミドルorロングのクロスや縦パスを入れないのか。将棋でいうと歩と金銀で攻めているだけ。選手は気付いているのでは。でもこれを求めすぎたのがハリルホジッジ元代表監督。多彩な攻めを見せないと上位には行けない。この試合での成功は佐藤バイス押谷の監督が描いた得点シーンが実現したこと。しかし、バイスの大ぶりのシュートはやはりFWは本職ではない。同節で広島の渡が2得点。渡は代表候補に成らないかな。渡はクールなショートが打てるし、自分のショートの形を持っているなあ。