今節からいよいよ後半戦!!
後半戦の初っ端はホームでの柏レイソル戦!
強敵相手に勝利して勢いにのることができるか!?
◆今節のヴォルティスのフォーメーション
SUB
長谷川 秋山 渡井 表原 鈴木徳 押谷 河田
前節に負傷の岸本に代わって清武がスタメン復帰。
また、河田がサブに復帰した。
◇柏に所属経験のあるヴォルティスの選手
・狩野健太(2013-2015年)
◆今節の柏のフォーメーション
SUB
桐畑 宮本 田上 田中 大谷 瀬川 ガブリエル
MFヒシャルジソンは累積で出場停止。
小林祐介がボランチに入った。
◇徳島に所属経験のある柏の選手
・なし
◆シーズン前半戦の柏との対戦
J2 第13節 5/12(日)三協F柏(7,785人) 晴
徳島ヴォルティス 0‐1 柏レイソル
[得点]
45分 オルンガ(柏)
柏の猛攻をなんとか凌いでいたが、
前半終了間際にオルンガに押し込まれた。
後半の決定機もGK中村航輔に防がれた。
◆試合の感想
試合前の小雨は、キックオフ前後で本降りとなった。
濡れたピッチで滑る選手も多かったが水たまりはほとんど無く、
大雨の割にピッチコンディションは良かった。
序盤に中盤のミスからカウンターを受けて、
抜け出したオルンガにシュートを打たれヒヤッとするが、
前半に危なかったのはこれくらいか?
逆に徳島の方がチャンスは多かった。
特にこの2本は決定的だった。
前半11分の小西のFKでは低い弾道を佐藤がバックヘッドで合わせたが、
GK中村航輔が超反応で弾き出した。
前半24分の野村とのワンツーでエリア内に侵入した
清武のシュートは見事にゴール右下に飛んだが、
これもGK中村航輔が超反応で片手をギリギリ触れた。
なんなのこのGK!?
福岡時代での2015年の対戦でも止められまくった記憶があるが、
J2にいるレベルの選手じゃないだろ!!
当たり前だよなぁ、日本代表GKだもん。
J1レベルどころか日本トップクラスだよ・・・。
組織力で決定機は作りつつも個の力で止められ、
前半は0-0で終了。
天皇杯からの清武の左WBはなかなか機能している。
岸本とはタイプは違うがこれはこれでよし。
トップの位置でプレスやポストに精を出すよりも、
サイドで起点となり切り込んでシュートがあってるのかも。
ハーフタイムで雨足はさらに強まる。
後半開始時から田向に替え渡井を投入。
前節の再現!と盛り上がりはするが、
田向は前半の終盤に滑ってひねったのかかなり痛んでいたのは心配。
さて、その渡井が再び輝きを見せつける!!
君は渡井理己を見たか!?(2試合連続2回目)
エリア付近でボールを受け、
DFに2人、3人と囲まれてもぶち抜く!!
さらにDFを引き付けてパスも捌くと完全に攻撃の中心!
エリア付近で得たFKでは清武が無回転シュートで直接狙う!
かなりエグイ遠方をしたがこれまたGK中村航輔が止め、
こぼれ球を狙った小西のシュートも止められた。
もう~、なんなん中村航輔!!
この壁をぶち破ることはできないのか!?
渡井理己がぶち破った!!!
CKからの作り直しで左サイドから中央でドリブル!!
佐藤に当てた落としに走り込んでゴール右隅へ流し込んだ!!
ビューティフルゴーーーール!!!
(しかし、入ったもののGK中村航輔はこれにも触れてるんだよなぁ・・・)
ついに柏ゴールをこじ開けた!!
追いかける柏は残り20分くらいから、
シンプルにオルンガへのロングボールを当てる。
その展開からバー直撃のシュートもあったが、
バイス、石井を中心にしっかり跳ね返し得点を許さない。
徳島1点リードのまま試合は終盤。
後半40分の柏のCK。
CKになったプレーはDAZNで見直しても柏の選手に当たっていて、
徳島の選手は抗議していたが覆らず。
オルンガのヘディングはブロックしたが、
こぼれ球をDF鎌田に押し込まれ同点になってしまった。
CKの判定は誤審だとは思うが、直接得点に関わる判定ではない。
オルンガの個の力を止められなかったのが悪い。
しかし、本当の悪夢はこの後。
後半45分の柏のCK。
オルンガのスペースに来たボールを、
途中出場のFW瀬川に決められてしまった。
ATのFWバイス大作戦も実らず、
85分リードしていたのに、残り5分のCK2本で逆転されてしまった。
現地の試合直後の心情では満足感が勝っていた。
柏は個の力ではJ1クラスでJ2トップなのは間違いない。
前半戦ではまったくやりたいサッカーをさせてもらえなかった。
今回は贔屓目なしに内容では柏を圧倒したと言っていい。
柏相手にこんな試合ができるなら、
どこが相手でも勝てると前向きだった。
しかし、日にちが経つにつれて悔しさが増してくる。
この負けはどうしようもなかっただろうか?
采配はどうだったか?
田向の負傷はあったとはいえ渡井の投入タイミングは良かった。
前節と同じタイミングなので田向の負傷がなくても替えてたかもしれないし、
田向ではなく石井を替えたかったのかもしれない。
オルンガの高さは怖いので石井はどちらにせよ残してたかも?
後半32分にMF清武に替えDF秋山を投入。
やや消極的に感じたが柏がパワープレーに出てきたので、
高さのある秋山投入は既定路線か。
後半38分の佐藤⇒押谷の交替は、
柏サポ的には前線での収めどころが無くなって助かったと言っていたが、
かなりバテバテだったから仕方なし。
コンディション面?プレス重視?
とにかく河田より押谷が選択された。
しかし、佐藤が下がり高さが一気に下がったのも事実。
采配と言うより佐藤に代わる長身FWの不在が響いたか。
えぇ~い、ザビはまだか!?
セットプレーでは193cmのオルンガに180cmの石井が付いていた。
1点目はオルンガにあわされたこぼれ球を決められ、
2点目はオルンガに付いた前のスペースを突かれた。
(2点目は瀬川のマークの選手がもっと寄せないとだが)
オルンガにはバイスがついた方が良かったのか?
それとも途中出場の185cm秋山が付くべきだったか?
バイスはマンツーマンと言うよりは、
ニア寄りのスペースを埋める役割をずっとしてたし、
秋山に付かせるよりも途中でマークを変えるリスクを考えたのかなぁ。
クリスティアーノのキック精度もハンパなかったが。
いい試合をしたのは事実。
個の力で勝ち点3を奪われたのも事実。
複雑な心境だが締めはやはり前向きにいきたい。
もちろん徳島の希望、渡井理己だ。
どうやっても点を取れないかもと思った中村航輔から決めた。
それ以外にもいいプレーを連発した。
試合に出るたびに自信が漲り、どんどん上手くなってるように感じる。
日本代表GKからの得点はさらに自信になったろうし、
J1や海外のチームのスカウトの目にも止まったかもしれないな。
少なくとも今年は『徳島の渡井理己』を魅せてくれ!!
(微妙に後ろ向きな締めになっちゃったぜ・・・)
◆J2 第22節 7/13(土)ポカスタ(7,211人) 大雨
徳島ヴォルティス 1‐2 柏レイソル
[得点]
・渡井理己(徳島)
・鎌田次郎(柏)
・瀬川祐輔(柏)
◆シーズン成績
8勝7分7敗 勝点31 11位
◆ハイライト
◆DAZN週間スーパーゴール
◆DAZN週間スーパーセーブ
◆DAZN週間ベストプレイヤー
◆選手等SNS
◆チーム内得点ランク
5点 清武
4点 岸本
3点 バイス、渡井
2点 岩尾
1点 内田航、小西、押谷、内田裕、河田、
野村、杉本
◆チーム内アシストランク
3A 藤田
2A 岸本、小西、佐藤
1A 狩野、押谷、野村、内田裕、岩尾、表原
杉本、バイス
コメント
コメント一覧 (2)