前節は甲府に完敗し連敗となったヴォルティス。
今節はアウェイに乗り込んでのアビスパ福岡戦。
天皇杯を含めた公式戦での連敗を3で止めることができるか!? 

◆今節のヴォルティスのフォーメーション
IMG_9621
SUB 
長谷川 田向 秋山 表原 鈴木徳 島屋 押谷

渡井、清武、岸本がスタメン復帰。
渡井、清武は水曜の天皇杯から連戦。

◇福岡に所属経験のあるヴォルティスの選手
・なし

◆今節の福岡のフォーメーション
IMG_9620
SUB 
山ノ井 田邉 喜田 ウォン・ドシェ 城後 木戸 森本

2011年まで
徳島に在籍した輪湖直樹、
昨年まで在籍した前川大河が共にスタメン入り。
夏に加入の加藤、山田もスタメン入り。

◇徳島に所属経験のある福岡の選手
・輪湖直樹(2010-2011年)
・前川大河(2016-2018年)

◆シーズン前半戦での福岡との対戦
 J2 第19節 6/22(土)ポカスタ(5,415人) 晴 
 徳島ヴォルティス 2‐1 アビスパ福岡
 [得点] 

 ・岸本武流(徳島)
 ・杉本竜士(徳島)
 ・ヤン ドンヒョン(福岡)
 


◆試合の感想

前回対戦時は最下位だった福岡。
この試合前では18位と少し順位を上げたが、
依然残留争いに巻き込まれている。

対する徳島は上とも下とも勝ち点差が開き、
モチベーションを上げにくい状況。
ここで勝って奇跡の上昇の第一歩としたいところ。


試合の序盤は福岡が主導権を握る展開。
徳島はしばらく防戦一方になっていたが、
集中した守備でシュートまでは打たせなかった。

この時間福岡で目立っていたのは前川大河。
こちらにとって嫌な位置で受けパスを捌いていたが、
周囲との連携はまだそこまで感じられなかった。

徳島の攻撃としてはうまくショートパスを繋げなかったので、
裏へ河田を走らせるパスを多用したが、
なかなか決定機までは繋がらなかった。

河田は独力でゴリゴリ攻め込んだりもしたが、
強固な福岡DFを1人で崩すのは至難の業。

前半途中からはボールを握れるようになり、
バイスや岩尾からの大きなサイドチェンジで、
清武に渡し岸本や河田に展開する形に狙いを移行。
オフサイドにはなったが岸本へのクロスなど、
惜しい形も少しずつ増えてきた。

すると前半37分。
最終ラインから岩尾のロングフィード!!
わずかにスライスする絶妙な起動のパスに、
抜け出したのは清武!!
GKの動きを見定め、ファーに巻く形でゴールに流し込んだ!!
清武の3ヶ月ぶりのゴールで先制!!

岩尾のパスも絶妙だった。
前半途中からプレス回避のため岩尾か小西が
最終ラインまで下がってビルドアップに加わっていたが、
ここでは裏抜け一発で福岡DFの虚を突いた。
しかもそれまで裏に走らせていた河田ではなく清武を狙って。

リードするとボールを握らされているのではなく、
握っている感が強まりイケイケに。
野村のFKからの岸本のヘッドはタイミングはバッチリだったが、
GKセランテスのファインセーブを受けた。
徳島と当たる時って相手GKがステータスUPしない?


後半も同じメンバー。
河田が流れも展開も関係なく強烈なミドル!!!
これはバー直撃だったが福岡への威嚇となった。

後半12分には渡井がひとりで仕掛ける!
独力ではきびし・・・と思ったがDFを切り裂いてシュート!!
GKセランテスのファインセーブを受けたが惜しい!

直後にもCKの流れから
岸本が左サイドで相手を振り切ってシュートを打つも、
これもGKセランテスが身体で弾いた!
つーか徳島と当たる時って相手GKステータスUPしてない?

追加点は近いと勢いに乗っていた後半15分過ぎに、
島屋が交替の準備。
渡井と交替でIHに入るのかな?
清武と変わってWBに入るのかな?
天皇杯スタメンのこの二人のどちらかと替わると思ったが、
意外なことに河田との交替!?

清武か岸本を前線に入れてWBに島屋かな?
と思ったが島屋がトップの位置に入る。

また0トップかぁ・・・。
これは結果出てないじゃ~ん・・・。

この交替以降、前線でボールが収まらなくなる。
島屋の責任じゃないと思ってるけど。
チャンスは清武のスルーパスに抜け出した渡井のシュートくらい。
これは惜しかった!!

さらに福岡は途中出場のキング城後を中心に、
前線から激しくプレスをかけてくる。
リカルド監督はさすがに疲れの見えた清武に替え田向を投入。
左CBに入れウッチーがWBに周り、
5バックでガッツリ引いて守る。

前線との距離は広がり孤立した状態で島屋に蹴っても
さすがにキープできるはずもなし。
押谷を入れてもあまり変わらない。

いやっ、押谷は決定的な場面に絡んだな。
福岡の運動量も落ち、再び徳島がボールを握る展開。
野村の浮き球のパスにフリーで抜け出したが、
トラップが大きくなりシュートは打てず。
これは要反省だぜ!!

押し込まれる時間帯も多くヒヤヒヤな感じもしたが、
枠内シュートは實藤の無理目のミドルくらい?
冷静に考えれば点差以上に完勝と言えるかも。
とにかく連敗を止め8月初勝利を挙げた!!


やはり清武のシュートの上手さはさすが!!
全盛期の津田を彷彿とさせるシュートだった。
山形戦での退場から
本人も試合後に言っているように、
これで禊が終わりではなく、再出発の始まりとして、
なんとしてでも二桁得点を達成してほしい!!

渡井と岸本はガンガン仕掛けて頼もしかった。
実際惜しい場面を作っていた。
難しいけど2人も二桁得点目指そうぜ!!

守備陣のがんばりも目立った。
バイスはハイボールの競り合いもカウンターつぶしも万全!
ピッチ上で最も強い男だった。
ウッチーも3バックの一角として、対人守備が本当にうまくなった。

目が話せないのは石井!!
ビルドアップ時に小西が降りてきた時は、
サイドに開いていたがSB?WB?というような位置。
時には最前線まで飛び出していった。
33歳でもともと器用なタイプではないが、
プレーの幅をまだまだ広げている。


この勝利でPO圏内との差は7に縮まった。
試合前の6位との差は8だったので1縮まったに過ぎないのだが、
まだまだ全然イケるように感じるのは現金なものだ。
とはいえこの試合に勝ったからそう思えるだけ。
大事なのは次節。
連勝をしないと順位は上がらない。
まずは一桁順位になるよう次節も絶対勝とう!!

28_福岡02

◆J2 第28節 8/17(土)レベスタ(6,014人) 晴
 徳島ヴォルティス 1‐0 アビスパ福岡
 [得点] 

 ・清武功暉(徳島)

◆シーズン成績

 11勝7分10敗 勝点40 10位 

◆ハイライト


◆DAZN週間スーパーゴール

◆DAZN週間スーパーセーブ

◆DAZN週間ベストプレイヤー

◆選手等SNS

チーム内得点ランク
6点 清武
4点 岸本、バイス、岩尾
3点 渡井、河田
2点 小西、野村、押谷
1点 内田航、内田裕、杉本、鈴木徳

チーム内アシストランク
3A 藤田、杉本、岩尾
2A 岸本、小西、佐藤、野村、バイス
1A 狩野、押谷、内田裕、表原、河田


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