ヴォルティスの今年の体制やもろもろが発表されました!

2020_uni
画像は公式Instagramより

まずはメディア向け発表会で、
今シーズンのユニフォームが発表されました!!
それにしても今年のユニめっちゃいい!!
歴代最高じゃない!?
ホームユニの青の濃さがステキ!!
しかし、アウェイユニもカッコイイ!!悩む!!
GKの3rdユニがボディメンテ色なのはウケる(リンク先参照)


そしてクラブスローガンは『叶』(かなえる)!!
みんなでJ1昇格、いやJ2優勝という夢を『叶』えよう!!


そして注目はなんと言っても背番号!!

こちらにも書いておくと以下の通り!!

  1:GK瀬口拓弥 New!
  2:DF田向泰輝
  3:DFドゥシャン New!
  4:DFジエゴ
  5:DF石井秀典
  6:MF内田航平 Change!(25⇒6)
  7:MF小西雄大 Change!(32⇒7)
  8:MF岩尾憲
  9:FW河田篤秀
10:MF渡井理己 Change!(16⇒10)
11:MF島屋八徳 Change!(44⇒11)
12:サポーター'sナンバー
13:MF清武功暉
14:FW押谷祐樹 Change!(47⇒14)
15:FW岸本武流
16:MF榎本大輝 New!
17:MF表原玄太
18:FW佐藤晃大
19:FW垣田裕暉 New!
20:DF福岡将太
21:GK上福元直人 New!
22:MF藤田征也
23:MF鈴木徳真
24:MF西谷和希 New!
25:DF安部崇士 New!
26:DF秋山拓也
27:DF吹ヶ徳喜 New!
28:DF久米航太郎
29:GK松澤香輝
30:FW武田太一 New!
31:GK長谷川徹
32:DF奥田雄大 New!
34:MF川上エドオジョン智慧 Change!(2017年在籍時は24番)
37:MF浜下瑛 New!
38:MF梶川諒太 New!
41:MF森田凛(特別指定の2019年と同じ)
45:MF杉森考起 New!

※28番久米航太郎はヴィアティン三重への
 育成型期限付き移籍が発表されました。
【期限付き移籍中の選手】
 坪井清志郎(高知ユナイテッドSC[JFL])
 藤原 志龍(ポルティモネンセ[ポルトガル1部])
 久米航太郎(ヴィアティン三重[JFL])
 鈴木 大誠(FC琉球[J2])


新加入選手で見るとドゥシャンがバイスも背負った3番!!バッチリ!
最近の出世番号16番は榎本大輝!!

GK上福元は移籍した梶川からスライドで21番!!
ネーム表記が『KAMI』なのが凄い!!神セーブに期待!!
そして新加入の梶川諒太はヴェルディ時代と同じ38番!!
ヴェルディでも長く背負っていたのでお気に入りの番号なのかな?

32番は雄大(小西)⇒雄大(奥田)の継承。
他は空き番から選んだ感じかな。
あと気になるのは杉森の45番は不思議。
あえて選んでの45番のはずだから理由を聞いてみたい。
(4月5日生まれだそうでそれかな)

既存選手の変更では、小西の7番がイイ!!
徳重が価値を高め、柴崎、木村、内田裕斗と繋いできた系譜!!
ガンバユースの先輩ウッチーから継ぐってのも熱い!!

そして島屋が以前着けていた11番に復活!!
今年に賭ける覚悟が感じられます!
変に尻込みして44のままじゃなくてよかった。

押谷は14番を選択!!
最も活躍した岡山時代に背負っていた番号!!
今年にかける意気込みが感じられます!!

新加入選手の第一声はこちらから!




・・・で、

毎年気になるのが背番号1と背番号10。
サッカー界では攻守の中心が背負うこの背番号が、
ヴォルティスでは受難の番号となってしまっています。

嫌な意味で毎年恒例となっていますが、
その受難の歴史をまとめてみました。
(2018年までの文章は去年のコピペです)

背番号1の変遷
2005年 川北裕介 
0試合 0分出場
2003年に当時J2の甲府から、JFL大塚製薬サッカー部に加入。
背番号21を背負い正GKとして29試合に出場する活躍。
背番号1に変更した2004年は10試合と大きく出場機会を減らし、
J2初年度となった2005年は高橋範夫が正GKとして出場し、
川北は背番号1を背負いながら出場は0で退団となった。

2006年 山口篤志 
1試合 90分出場
1999年湘南ユースからJFL大塚製薬に加入。
2005年のJ2初年度は背番号21を背負って5試合に出場。
2006年は前年まで背番号1を背負った川北の移籍により、
新たに背番号1を背負ったがリーグ戦の出場は1試合のみ。

2007年 山口篤志 
0試合 0分出場
翌2007年も引き続き背番号1を背負ったが、
リーグ戦、天皇杯ともに出場はなし。この年オフに退団した。

2008年 島津虎史 
27試合 2,430分出場
2005年途中にJ2甲府から加入。背番号32で7試合に出場。
2006年からは背番号21に変更。
06年は23試合、07年は26試合とGK陣で最も出場機会が多かった。
背番号1に変更した2008年もリーグ戦全42試合中27試合に出場したが、
活躍したとは言えずチームは最下位に。この年いっぱいで退団。

2009年 高桑大二朗 
0試合 0分出場
鹿島時代にJ1ベストイレブン経験もあるGK。
補強の目玉として期待され背番号1を背負ったが、
上野秀章とのポジション争いに敗れリーグ戦出場は0。
この年限りで引退を表明した。

2010年 上野秀章 
14試合 1,260分出場
京都、広島の第2,3GKとしての経験が長かったが、
2009年に徳島に加入して守護神として大活躍!
背番号21を背負い全51試合にフルタイム出場を果たし、
3年連続最下位だったチームの9位躍進に大きく貢献した。
しかし、背番号1に変更した2010年は、
巻き返した日野優、終盤に伸びたオ・スンフンにポジションを奪われた。
(日野:15試合 スンフン:7試合)

2011年 上野秀章 
0試合 0分出場
日野は2010年で退団したが上野は残った。
しかし、成長したスンフンが守護神として君臨する中で、
出場機会はなくこの年限りで引退を表明した。

2012年 榎本達也 
10試合 900分出場
加入した2011年は練習中のアキレス腱断裂で大半を棒に振った。
上野から引き継いだ背番号1を背負った2012年も、
スンフンが31試合に出場する中で10試合出場にとどまり退団。
栃木に移籍した翌2013年は正GKとして36試合に出場している。

2013年 松井謙弥 
36試合 3,240分出場
セレッソ大阪から期限付き移籍で加入。
長谷川徹とのポジション争いを制し36試合に出場。
J1昇格を決めたチームに大いに貢献した。

2014年 松井謙弥 
6試合 540分出場
J1挑戦のこの年も背番号1は松井謙弥。
開幕戦はインフルエンザで欠場したが、第2戦からスタメン復帰。
しかし、そこから連敗を続け第8節からは長谷川徹にポジションを奪われる。
第15節から26節はサブの座も川浪吾郎に奪われ、そのまま出場機会はなく退団へ。

2015年 相澤貴志 
5試合 450分出場
清水エスパルスから加入。
第13節からの5試合にスタメン出場したが、その5戦で勝利なし。
以降は全試合サブとしてチームに貢献。
前年のJ1での経験で大きく成長した長谷川徹が正GKになっていた。

2016年 相澤貴志 
12試合 1,080分出場
前年に引き続き背番号1を背負う。
長谷川徹が手術で出遅れたこともあり開幕スタメンに。
全12試合でゴールを守ったが、徹の復帰後は杉本大地とサブを争う立場に。

2017年 相澤貴志 
0試合 0分出場
3年連続で背番号1を背負うのはヴォルティス史上最長記録。
GKにも足元の上手さを求めるリカルド監督の元で、
GK陣をまとめたが自身の出場は果たせなかった。
この年限りで引退となった。

2018年 カルバハル 
7試合 630分出場

新体制発表時には空いていた背番号1をつけたのは、
チーム史上初めて欧州でのプレー経験がある外国人GKカルバハル!
第2節からスタメン出場を続けたが、チームの不調に飲み込まれ、
梶川裕嗣にスタメンを譲ることに。
ずっとサブ入りしていたが外国人枠の兼ね合いもあり夏に水戸に移籍。

2018年 赤星拓 
0試合 0分出場
カルバハルの移籍により空いた背番号1を、
入れ替わりで鳥栖から加入した赤星拓が背負った。
しかし、試合に絡むことは出来ず、そのままレンタル満了となり引退。

2019年 永井堅梧 
1試合 90分出場
ビルドアップの良さからキャンプでも一番手で使われ、
開幕スタメンをゲット!!
しかし、自身のミスも含めた4失点・・・。
第2節からは梶川がスタメンを張り、
その後のリーグ戦の出場はなく、レンタル満了で北九州に移籍。

◆背番号1総評
徳島ヴォルティスのJでの歴史の中で、
背番号1が正GKだったのは'08年の島津と'13年の松井のみ。
活躍したと言えるのは松井のみと言っていい。
10試合以上出場した選手に広げても、
'10年の上野と、'12年の榎本、'16年の相澤が増えるくらい。

背番号1の選手は期待を裏切る結果となってしまっている。
’05年の川北、’08年の島津、’10年の上野など、
前年までは別の背番号で正GKだったのに、
背番号1に変えた年にポジションを奪われている。
逆に背番号1を背負った後に他チームに移籍した川北や榎本は、
移籍先のチームで活躍した。
'18年は背番号1の選手が途中で退団という寂しい結果となった。
なぜ徳島で1番を背負ったときだけ低迷してしまうのか・・・。

2020年は新加入のGK瀬口拓弥が背番号1を背負う。
期待のGK上福元はジンクスを知ってか知らずか21番を選択。
瀬口は讃岐でもサブだったので試合に絡むのは厳しい壁だが、
変なプレッシャーも無いだろうからノビノビがんばってほしい


続いてヴォルティスの背番号10の歴史について。

背番号10の変遷
2005年 大島康明 
20試合 1,522分出場 5得点
J2初年度の10番はオーシ!
JFLだった前々年、前年はそれぞれ19点、20点と
エースとして活躍したが、
この年は羽地、小林が2ケタ得点を上げる中、5点に留まり、
シーズン終盤はメンバー外が続いた。

2006年 大島康明 
23試合 729分出場 2得点
この年はスーパーサブ的な役割に。
第44節の湘南戦で途中出場で2得点を上げたのが、
10番としての最後の輝きとなった。
翌年以降は背番号を25番に変更し2009年途中まで在籍。
北九州在籍時の2010年には対戦相手として凱旋し、
ハットトリックを決めるという強烈なお礼参りを見舞われた。

2007年 クレベルソン 
14試合 794分出場 3得点
エースとして期待されたが14試合3得点のみ。
この年限りで退団したが、Wikipediaによると、
ブラジルのチームを転々とし2017年時点では現役だった模様。

2008年 ドゥンビア 
16試合 1,387分出場 7得点
16試合で7得点と大活躍したが活躍しすぎて、
シーズン途中にスイスのBSCヤングボーイズに引き抜かれた。
ドゥンビアの例は選手にではなくチームにとっての受難。
ただ移籍のたびに連帯貢献金が入っているらしいのはありがたい。

2008年 アンドレジーニョ 
12試合 827分出場 2得点
ドゥンビアに変わって10番を背負ったのは、
シーズン途中に加入したアンドレジーニョ。
しかし、12試合で2得点と奮わず半年で退団。

2009年 ファビオ 
30試合 1,067分出場 3得点
シーズン序盤はスタメンで出ていたが、
徐々に途中出場がほとんどになった。
30試合に出場したが3得点と奮わず1年で退団。

2010年 島田裕介 
30試合 2,023分出場 4得点
オーシ以来の日本人10番は、大宮、草津(現群馬)、鳥栖で、
実績を残してきた島田裕介!
主力として出場してのMFで4得点はなかなかの活躍。

2011年 島田裕介 
20試合 1,026分出場 2得点
加入2年目の’11年の序盤は主力で出ていたが、
チームが昇格争いをする中で徐々にポジションを失った。
この年限りで退団し韓国に渡り2012年に引退。

2012年 鈴木達也 
28試合 1,829分出場 1得点
再びJ1を目指すチームの補強の目玉として加入。
シーズン序盤は格の違いを見せつけていたが負傷離脱。
その後は出場してもコンディションを戻し切れなかった。

2013年 鈴木達也 
15試合 991分出場 1得点
2年目もシーズン序盤にケガ、復帰後はスタメンを掴みかけたが、
再び負傷し、さらに終盤にも練習中のケガと不運が重なってしまった。
この年いっぱいで退団し、その後は正式に発表はしていないが、
プロサッカー選手としては引退。

2014年 クレイトン・ドミンゲス 
10試合 667分出場 0得点
J1挑戦時の補強の目玉はレアンドロ・ドミンゲスの弟クレイトン!
しかし、連携面でしっくりこないまま負傷で離脱。
そのまま夏に抹消となってしまった。

2015年 大崎淳矢 
28試合 1,826分出場 1得点
’13年の8得点超えを期待され10番が与えられたが、
サイドハーフで守備のタスクが多く、攻撃面で貢献できなかった。
慣れないサイドで四苦八苦していた印象。

2016年 大崎淳矢 
34試合 2,072分出場 6得点
チョーさん体制1年目。序盤は前縁同様サイドで使われて、
そこも一度ポジションを失ったが、
シーズン途中から攻撃の役割を与えられ躍動!
後半戦だけで6得点を上げた。

2017年 大崎淳矢 
18試合 634分出場 6得点
リカルド新監督にはまらず出場機会を大幅に減らす。
その中でも前年と同じ6点を挙げたのは立派だが。
この年を持って退団、山口へ移籍。

2018年 杉本太郎 
24試合 1,505分出場 1得点
前年の活躍を経てレンタル延長、チームも10番を用意した。
主力として期待したがシーズン途中で負傷離脱。復帰まで時間を要した。
前年の41試合3,176分出場から半分以下の稼働になってしまった。
この年のオフにレンタル満了で松本山雅に完全移籍。

2019年 狩野健太 
12試合 358分出場 0得点
加入2年目で10番を背負うことに!
開幕スタメンでアシストも記録したが、その後はサブ中心に。
第18節に全治6週間の負傷をしてしまい、
終盤に復帰するもサブ中心は変わらず、オフに契約満了。


◆背番号10総評
GKに比べると出場機会はまだ多いが、
中心選手として活躍した選手は少ない。
大活躍はドゥンビアくらいだが、途中でいなくなったし。

活躍と言うなら目安として全試合フルタイムの半分以上は出てほしいが、
それをクリアしているのは’10年の島田裕介と’16年の大崎淳矢くらい。
’12年の鈴木達也、’15年の大崎も惜しかったかな。
ただ後者2件は得点的には寂しい・・・。


今年10番を背負うのは昨年ブレイクを果たした渡井理己!! 
静岡学園の先輩狩野健太から10番を引き継ぐ形に!

高校時代も10番を背負っていた渡井が、3年ぶりに10番を背負う!!
母校静学の選手権制覇も後押しになったに違いない!!

とにかく10番がよく似合う!!
15年に渡る呪縛を解き放ち、10番を背負って大活躍してほしい!!!


もう来年にはこの受難まとめとはおさらばだ!!


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