前節は首位長崎に快勝したヴォルティス!
5連戦の2戦目はアウェイでの町田戦!!
ここで勝てないと前節の勝利の意味が薄れるが果たして!? 

11_町田02

◆2019シーズンの町田との対戦 
 J2 第17節 6/8(土)ポカスタ(4,181人) 晴 
 徳島ヴォルティス 1‐0 FC町田ゼルビア
 [得点] 

 ・河田篤秀(徳島)
町田のプレスに苦しんで、
思うようにボールを握れない展開。
しかし、後半に縦に速い展開から、
河田が素晴らしいゴールを決めて競り勝った!
河田は移籍後初ゴール!!



 J2 第23節 7/21(日)野津田市陸(7,398人) 曇
 徳島ヴォルティス 3‐0 FC町田ゼルビア
 [得点] 
 ・鈴木徳真(徳島)
 ・ヨルディ バイス(徳島)
 ・小西雄大(徳島)
鈴木徳真のプロ初弾で先制!!
さらにバイスの気迫の押し込みで突き放す!
後半には素晴らしい自陣からのパスワークから、
最後は小西がゴラッソを決めてトドメ!!



◆今節のヴォルティスのフォーメーション
IMG_0468
SUB 
松澤 ドゥシャン 藤田 鈴木 梶川 河田 清武

前節から中3日、5連戦の2戦目だが、
スタメン変更は藤田⇒岸本のみ。
体力面は大丈夫か!?

◇町田に所属経験のあるヴォルティスの選手
・上福元直人(2013年)
・杉森 考起(2018年)


◆今節の町田のフォーメーション
IMG_0466
SUB 
福井 酒井 吉尾 井上 ステファン 岡田 安藤

中2日の町田も前節からのスタメン変更は1人。
吉尾⇒森村の変更のみ。
体力面は大丈夫か?

◇徳島に所属経験のある町田の選手
・なし


◆試合の感想

6年間指揮を取った相馬監督が退任し、
2011年以来9年ぶりにランコ・ポポヴィッチ監督が就任した町田。
現在は3勝4分3敗で13位。
開幕から3試合連続引き分けの後、
勝ったり負けたりで波に乗り切れていない。

前節は8日(土)に試合を行った中3日の徳島に対し、
町田の前節は9日(日)で中2日の試合となる。
徳島にも移動の負担はあるとはいえ、
日程的優位を活かさないといけない。


雷雨の影響で試合開始が30分遅れとなったこの試合。
徳島のビルドアップに対し、町田は激しくプレスには来ない。
正確には3バック+GKで回している時は引いてスペースを埋め、
ボランチやWBに入った時に激しく当たってきた。

外で受けることはできるが、
右WB岸本の仕掛けはことごとく止められた。
これは町田の守備が良かった。

さて、似たような展開の試合が最近あった。
それは第6節のホーム福岡戦
同じように前からプレスには来ず、
4-4-2のブロックの外で回すしか無く決め手に欠いた試合。

しかし、あの試合を経験し対抗策は持っている。
それが裏へ走らせるパスとサイドチェンジ。
すなわち小西雄大。
この日も小西は好調で、長短のパスでリズムを作っていた。
また、内田航平も長いフィードを増やした。
垣田へのロングフィードでチャンスも演出。

ロングフィードの効果として陣地回復もある。
町田陣内に押し込む場面も増える。

そして前半26分。
町田のビルドアップにプレスをかけパスミスを誘発!
小西がインターセプトしすぐに渡井にパス。
ターンし前を向いた渡井は左に走り込む西谷に優しいパス。
フリーの西谷が冷静にGKの動きを見て決めた!!
西谷は開幕戦以来のゴール!!

奪ってすぐに強いパスを出すことで渡井が前を向く時間を作った小西、
(漫画『BE BLUES』であった!)
西谷曰く「メッセージがこもったパス」を出した渡井、
(漫画『ファンタジスタ』であった!)
小西が奪った瞬間に走り出し冷静に決めた西谷と、
三者三様に的確な判断の素晴らしいゴールだった!
もちろん垣田のプレスも良かった。

これで精神的優位に立った徳島。
焦れることもなくゆっくり回し攻撃のチャンスを伺う。
実際に、何度かいい形で押し込んでCKやFKを得た。

町田の攻撃にはしっかりとしたブロックを形成し対応。
危なげない形で1-0で前半終了。


後半開始時に町田は3枚替え。
愛媛戦のアレ以降、徳島には3枚替えが有効と思われているのか、
リーグ全体的に負けてるチームが3枚替えしがちなのか。

後半の町田はプレスをかけるスイッチを変え、
徳島の3バックやGK上福元にまで、
ガンガン前プレをかけてくるようになった。

負けてるから積極的にってことかもしれないが、
徳島のDF陣も焦ることなく冷静に対応。

特に後半58分のビルドアップは素晴らしかった!
相手のプレスにも慌てず角度を変えるパスで前を向き、
あえて食いつかせて逆サイドに展開、
ワンツーの連続で押し込んでいきゴールに迫る!
最後のクロスはGKに処理されたが最高の形だった。
DAZNの実況、解説も絶賛していた。

このようにボールを支配しつつ時間を進める。
決定機までは作れないが町田陣内に攻め入る機会は多く、
逆に町田に有効な攻撃もさせなかった。


この試合、最大にして唯一のピンチは後半AT。
ロングボールのセカンドを嫌な位置で拾われ、中央のFW安藤へ。
マーカーの内田航平は滑ったか体勢を崩すが、
倒れ切らずに踏ん張ってシュートをブロック!

唯一のピンチも防ぎ切り、
ウノゼロで見事勝利を掴んだ!!


この試合おもしろかったのが両チームのコーナーキック。
どちらも単純に蹴らず策を弄してきて、見応えがあった。
ショートコーナー、ニアへのグラウンダー、
集まってDFを引き付けスペースを作るなど。
(町田のCKはドキドキしたが)

リカルド就任当初はセットプレーからの得点が少なかった。
大きい選手がいないから仕方ないとも思っていたが、
昨年は結構増え、今年はかなり多い。

【セットプレーでの得点(PK、直接FKは含まず)
 2017年:  7点(42試合)
 2018年:  9点(42試合)
 2019年:14点(42試合)
 2020年:  6点(第11節現在)

(参照:FOOTBALL LAB

CKやFKで何か仕掛けてくる楽しみがあるので、
セットプレーも見逃せない!!
実際に結果も出してるしね!!


そしてこの試合のDAZN実況、解説は最高だった。
実況は西達彦アナウンサー、解説は下村東美さん。
実況は聞きやすく、解説はわかりやすい。

徳島の戦術をわかりやすく解説してくれて(かつ褒めてくれて)
徳島サポがぞっこんになっていた。

そして一連のツイートから岩尾とトークする流れに!?

実現してほしい!と思ってたらもう動いてる!!
ZISO.での対談が楽しみだな。


さて、これで3連勝!!
しかし、5連戦なのでまた中3日で試合が来る。
次もアウェイで甲府戦。
町田から一度徳島に帰ったのか?
関東に残り調整しているのか?

チームがどういう行動かはわからないけれど、
できるだけ万全な形で試合迎えてほしい。

阿波踊りのない、徳島の夏・・・。
ヴォルティスがその分も盛り上げてくれ!!
さぁ、どんどん連勝行くぞー!!


◆J2 第11節 08/12(水)@Gスタ(887) 雨のち曇
 徳島ヴォルティス 1-0 FC町田ゼルビア

 [得点] 
  26分 西谷和希(徳島)

◆シーズン成績

 7勝1分3敗 勝点22 2位 ⇒(暫定)

◆ハイライト


◆DAZN週間ベストプレイヤー


チーム内得点ランク
5点 垣田
4点 西谷
3点 岩尾、渡井
2点 河田
1点 杉森、清武、内田

チーム内アシストランク
4A 藤田
2A 垣田、西谷渡井
1A 梶川、内田、鈴木、岸本



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