今シーズンのリーグ戦も残り10試合!!
目下5連敗と苦しむが、今節の相手は王者川崎!
下剋上で連敗をストップすることができるか!?

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川崎との前回対戦 
 2021年 J1 第3節 徳島 0-2 川崎 



◆今節のヴォルティスのメンバー
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SUB 
松澤 ドゥシャン ジエゴ 渡井 藤田譲 小西 バケンガ

ついにバケンガがメンバー入り!
スタメンでは垣田と一美の2トップが実現。
出場停止の岸本に代わり藤田征也がスタメンに。

◇川崎に所属経験のあるヴォルティスの選手
・宮代大聖(2018-2019,2020年)※レンタル元


◆今節の川崎のメンバー
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SUB 
丹野 小塚 塚川 家長 小林 宮城 レアンドロダミアン

火曜日にアウェイでACLを戦った川崎は、
7人がACLからスタメン継続。
前線には比較的フレッシュな選手を並べた。

◇徳島に所属経験のある川崎の選手
・なし

◆試合の感想 

負傷者が多い状況、
火曜日にACLでアウェイ遠征していて中3日、
三苫、田中碧ら主力の海外移籍と、
川崎と戦うに当たってこれ以上徳島に優位な状況はなかったが、
それでも完敗。川崎との差はそれほど大きい。
ただ、手応えも掴んだ試合だった。


川崎はフレッシュな前線の選手は激しくプレスに来たが、
スタメン復帰の上福元を中心にうまくいなすことができた。
垣田、一美の2トップでターゲットが2枚あることも、
精神的な余裕を産んだのかもしれない。

前線で張るだけでなく、うまくハーフスペースに落ちて、
DFからのパスを引き出すこともできた。
前線の選手に比べ川崎のMF、DFは少し動きも重かった。

そんな中で徳島のプレスがハマり高い位置でのボール奪取!
浜下から垣田、垣田のクロスは一美を飛ばして、
ファーに走り込んだ西谷へ!!
西谷が蹴り込んで見事先制と思ったが、
主審に不穏な動き。そしてVARの結果ゴールは取り消しに。
浜下からのパスを受けた垣田がオフサイドの判定。
GKへプレスをかけた後の戻りオフサイドだったかも?

非常に残念だがいい形は作れていた。
この後にも岩尾のクロスに一美が合わせたシュートなど、
得点には繋がらなかったが徳島が押していたと言える。
藤田がサイドに張り浜下が中に入り込むことで岩尾のスペースを空け、
垣田がDFを引きつけることで一美のシュートコースができた。

上記のように徳島の攻撃では右サイドが良かった。
藤田征也はあまり上がれなかったが、
浜下とサイドに流れてきた垣田の連携が良かった。
これまでは垣田がサイドに流れても、
中央が薄かったがこの日は一美がいる。
幻の1点も一美がDFをひきつけてのファーの西谷だった。

いい感じの右サイドで藤田征也はFWマルシーニョに苦戦。
うまく身体を当て前を向かせないなど守備ではがんばっていたが、
超級のスピードに対し30分すぎについに破綻してしまう。
前を向いてドリブルされエリア内でファウルしてしまいPK。
前節の2PKに引き続いてこの試合でもPKを与えてしまう。
これをFW知念にしっかり決められて先制を許す。
GK上福元はしっかり反応してて惜しかったが、
あのコースにあのスピードで蹴られたら止めようがなかった。

こちらの得点は取り消され、相手にはPKを与える。
凹んでしまいそうなシチュエーションだが、
すぐに取り返ーす!

岩尾からのロングフィードに対し、
一美がジェジエウと競り合いながらも先に触り、
体勢も整わないまま豪快にボレーで決めた!!
一美は移籍後初ゴール!!
チームにとっても第23節ガンバ戦以来のゴール!!
久しぶりにポカスタが湧いた!!

しかし、すぐに突き放されてしまう。
中央で橘田から旗手に楔のパス。
狭いところでうまくターンした旗手からマルシーニョにつけ、
マルシーニョはダイレクトで脇坂に落とし、
脇坂にうまくブロックの外から巻くシュートを決められた。

旗手のターンや脇坂のシュート、
ダイレクトの連携など川崎の力を見せつけられたが、
人数はいたので旗手のところで潰せないといけなかった。
少なくともターンさせてはいけなかった。

せめて前半は1-1のまま行ってほしかったが・・・。
後半開始時はメンバー変更なし。
もちろん前半の出来は良かったのだが、
早くバケンガを見たい気持ちもあった。


どうやって追いつくか?
しかし、待っていたのは川崎の追加点。
CKから旗手に頭であわされてしまった。
セットプレーの弱さは根本的には解消されていない。
カカ、ドゥレ、ジエゴなら強いは強いけどなぁ・・・。

その10分後についに徳島ベンチが動く!
藤田に替えてジエゴ、ジエゴが左に入り福岡が右へ。
そして垣田に替えてバケンガを投入!!

ちょっと話は逸れ、試合前のウォーミングアップ。
スタメン組のシュート練習が終わった後、
サブ組がシュート練習を始めた。

バケンガはどんな感じかと注目していたが、
バンバンシュートを決めて・・・ってアレ?
シュートを決めまくっていたのはジエゴ!?

バケンガは・・・ドゥレとスタッフと3人で、
リフティングを続けている・・・?
結局アップでは1本のシュートも打たず。
そういう調整スタイルなのだろうか?

閑話休題。
果たしてバケンガのプレーはどうか?
いきなりドリブルで強引に持ち込んでシュート!!
そのスピードとステップで一発で徳島サポを虜に!!

バケンガの突破力に対し川崎のDFラインが下がり、
ほどなく投入された渡井が活きるスペースができる!!
同時投入の小西からも良いパスが入り、
渡井のクロスにバケンガが飛び込むがギリ届かない!
ジェジエウに倒されたとアピールするもかなわず。

さらに渡井の中央からのミドルシュートは、
GKチョン・ソンリョンが間一髪触れてクロスバー直撃!
その後も怒涛の攻めを見せるが川崎DFを崩せず。
数字だけ見れば1-3の完敗。
ただ徳島サポ的には希望も感じられる一戦だった。

最も大きな希望は当然バケンガ!!
まだ連携面で合わない場面もあったが能力は間違いない!

そして垣田、一美の2トップも良かった。
バケンガ、宮代も含め誰がスタメンで誰がサブでも期待できる。

一か八かプレーのジエゴもこの日は効いていた。
持ち上がるドリブルは効果的だったし、
精度は要改善だがシンプルに上げるクロスのタイミングは良かった。

結果論だが、前半から左ジエゴ、右福岡で、
マルシーニョとのマッチアップを福岡にした方が良かったかも。
福岡はスピードもあるし、後半からの方が藤田征也も活きたか?
どちらにせよ武流の不在は痛かった。

ボランチは小西の強気が頼もしかった。
ちょっと徳真が再び消極的に感じてきたので次はスタメンで観たい。

宮代や杉森の不在の理由はわからないが、
浜下が台頭し満足いくプレーを見せている。
石井がCBで出ることで福岡をSBで使えるようになった。
一美、バケンガも加入しサブまで含めFWにも期待できる。

やっとチームとしての体制が整ったと言えるか?
残り9試合。
かなり遅いがギリギリ遅すぎるということはない。

次節は降格圏チーム通しの仙台との試合。
そこで勝って反撃の狼煙をあげよう!!


◆J1 第29節 9/18(土)@ポカスタ(6,464) 晴 
 ピースリビングデー/北島町民デー
 徳島ヴォルティス 1-3 川崎フロンターレ
 [得点] 
  34分 知念 慶(川崎)
  38分 一美和成(徳島)
  42分 脇坂泰斗(川崎
  52分 知念 慶(川崎

◆シーズン成績

 6勝5分18敗 勝点23 17位 ⇒

◆ハイライト


◆各サイトベストプレイヤー

チーム内得点ランク
 6点 宮代
 3点 垣田、岸本
 2点 岩尾
 1点 カカ、渡井、小西、西谷、一美

チーム内アシストランク
 4A 岩尾
 2A 垣田、岸本
 1A 渡井、浜下、宮代

◆SNS


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