昨年終盤の守備意識の向上から、
今期はスタメンダッシュを期待されたが、
満足行く結果にはならなかった。

スタメン出場の2試合は3バックの一角に入る
左CBとしての出場。
天皇杯の2試合は3バックの中央で出場。
本職のボランチとしては途中出場のみだった。
（CB編でまとめるべきだったか）


プロ1年目のシーズン。
開幕戦の途中出場で短い時間ながらプロデビュー！
第3節秋田戦でははやくもスタメンで出場した。

1ボランチ期はインサイドハーフでの出場が多く、
天皇杯では途中でポジションを変えCBも経験した。
満足行くプレー時間ではなかったと思うが、
いい経験ができた一年だったのではないだろうか。

新人らしからぬ落ち着きと、
感情を表に出さないふてぶてしさすら感じさせる雰囲気。
来期の飛躍が期待される。
小学校へのホームタウン活動ではもっと笑顔をみせてほしいが。


神戸からの期限付き移籍を延長した今シーズン。
昨年の26試合2578分出場からは
大きく出場時間を減らすことになった。
開幕戦、第2,5節ではスタメン出場したが、
その後はベンチ入りするも数分の出場のみ。
4バック化した数試合はWボランチの一角でスタメン出場したが、
永木のスタメン入りを入れ違いでサブに戻った。

レンタル元であるJ1優勝した神戸に戻っても
ポジション獲得は相当難しいが、
来期の徳島ではどうだろうか？

去年はダニ監督のもとで、
ボランチが動き過ぎずに中央に陣取ることで
相手を引きつけることの大事さを学んだと言っていたが、
今期途中からはかなりボールに寄って貰いに行く感じに。
櫻井個人というよりチーム戦術のブレを感じて心配になった。


今夏唯一の補強が永木。
加入した時は降格圏の21位。
徳島初戦の山口戦は途中出場で、
それ以後は過密日程の第38節熊本戦以外はスタメン出場。
第35節大分戦では見事なミドルで徳島初得点！
攻守ともに安定し結果として順位を上げたことを考えると、
永木の補強は大成功だったと言える！
たった11試合だが大きな存在感を示した。


◆ボランチ総評
レンタル元の湘南がJ1残留を決めたので、
永木のレンタル延長、または完全移籍の可能性も出てきた。

神戸からのレンタルの櫻井も
連覇を目指すチームで出番を得るのはなかなか厳しそう。

2年連続フル出場の白井は
J1チームに目をつけられているかもしれない。
逆に出番の少なかった雄志は移籍を検討するかも？

白井が出てしまうなら1人は補強したいし、
白井、永木と若手が残るなら
他のポジションよりは補強の優先順位は低いか。




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