紆余曲折のあった今シーズンもついに最終戦!
いろいろとモヤモヤした気持ちはあるが、
それでも試合は勝手5連勝でシーズンを締めてほしい!

栃木との前回対戦 
 2024年 J2 第15節 徳島 1-0 栃木 

杉本太郎の活躍で勝利!


◆今節のヴォルティスのメンバー
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SUB 
三井 石尾 山口 杉森 杉本 村上 坪井

◇栃木に所属経験のあるヴォルティスの選手
・なし


◆今節の栃木のメンバー
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SUB 
川田 高嶋 大森 森 川名 大島 南野

◇徳島に所属経験のある栃木の選手
・石田凌太郎(2022年)
・玄理吾(2022-2024年)※レンタル元


◆今節のトピックス

◇増田監督の続投決定
栃木戦の2日前に増田監督の来期続投が発表された。
個人的な意見としては残念とは思ったが、
クラブは終盤の成績を理由に切れなさそうとも思っていたので
仕方ないのかーという感じだった。
なんでこの成績で切れないのかはわからんけど。

それより黒部強化本部長のコメントがキツイ。
抜粋
「ハードワークをすることや、球際の強度、切り替えの部分についてを、
もう一段、二段ともっと引き上げていくことが
クラブの目標を達成するためのベースとなり重要である。
増田監督はそれに必要なことが出来る監督だ。」
ハードワークや球際の強度はわざわざ言うまでもなく激しく行くべきだし、
切り替えについてもチームとしてどうやって進めていくかは言及されていない。
増田監督が出来るという根拠も示されていない。
少なくともここまでの試合を見て、
ハードワークや球際の強さを選手に植え付けられたような感じはしていない。


◇児玉駿斗の受難
栃木がファウルも辞さぬの勢いで相当ハードに来ていたので、
中盤での肉弾戦が増えてしまった。
球際はがんばってたよ、がんばってはいたけどそれは栃木の土俵。
そこの歪みが児玉に集中して、何度もファウルを受けた。
ここ数試合児玉がファウルを受けて痛む姿を何度も見た。
児玉を潰せば攻撃を断てると分析したら潰しにくるわな。
これはもう構造上の問題で、言うなら労災でしょ。
大怪我をしてもおかしくないような刈られ方をしていたので、
児玉に大きな怪我なく終われたのは本当に良かった。

適切な立ち位置でのパスワークで
ファウルすらさせないなんて時代もあったのになぁ…。


最後まで疑問が残る采配
前節に負傷したエウソンに代わり、
永木を右WBのスタメンで起用。
本職サイドの選手を置くのではなく
エウソン的にサイドで起点になる働きを期待してと思われる。
前節は左CB、今節は右WBと便利屋的な起用であることは否めない。
それなりにこなしていたので間違いではなかったかもしれないが。

その永木の負傷交替で投入されたのが石尾。
WBで石尾に何をさせたかったの?
終盤の逃げ切りならまだわからんでもないが、
点を取って勝ちを目指さないといけない時間帯での
石尾投入は意図がわからなかった。

結果論だが石尾のパスミスも多かった。
個人のミスと言うよりは起用ミスだと思う。

オム山口をサブに入れているんだから
左WBに入れて颯也を右に回せばよかったんじゃ?
いつも本職ポジションを軽視しているように感じるんだよなぁ。
公開されてない練習で試しているんならまだいいけど、
ぶっつけ本番じゃないよな!?


個人戦術オンリー?
ノアががんばって競り勝ったらチャンス?
颯也がドリブルで仕掛けたらチャンス?
渡井がテクでかわしたらチャンス?
みたいな感じで再現性が低い。

もちろん個人の特性を活かすのは大事。
けど、例えば颯也のドリブルを活かすなら、
チームとして颯也に仕掛けさせる仕組みを作らないといけない。
西谷のドリブルを武器としていた時は、
チームとして西谷がDFと1対1になるような
ポジショニングとボールの回し方をしていた。
今はたまたまそういう場面になるかどうかってだけ。
意図が伝わってこない。

社長の挨拶文で
意図を持って試合を進めることが出来るようになっており~」
と書かれていたがどんな意図で戦っているのか説明してほしい。
少なくとも観てて伝わってこない。


シンプルにおもんないんだよね
試合を観てるだけで意図が伝わってくるとか、
またはその場ではわからなくても
戦術系サポの解説動画や文章でその意図を理解して、
次節はそ子に注目して観てみるとか。
徳島サポはここ数年そういう楽しみ方をしてきた。
その楽しみを奪われた状態なので観ててシンプルにおもんない。
ガチムチサッカーをするならその迫力が最大限伝わるように
専用スタジアムじゃないといけないよなぁ?

明確で洗練されたな戦術のサッカーを見せることが
クラブの経営戦略だと思ったし、他チームとの差別化でもあった。
選手獲得にもいい影響があり、獲得できる選手のレベルも上がった。
けど、岡田さんの個人的な志向だったのかな。
今のヴォルティスではチームとしての狙いも伝わらないし、
球際の強さを武器にした編成でもないのに、
それを重視しろとチグハグなことをやってるように感じる。


◇厳しいストーブリーグが始まる…
最初のリリースとして柿谷曜一朗の契約満了が発表された。
今年の出来としてはあまり良くなかったかもしれないが、
いろんな意味でチームへの貢献は大きかった。
チームの顔として責任を持ってやってくれた。

ただ岡田時代に獲得した選手なので
黒部さんの志向するチーム作りには合わなかったのかな?
ずっと怪我を抱えたままプレーしてた感じなので
万全になればもう一花咲かせられたと思う。
もう一花を咲かせるために万全になるのを待つだけの
貢献をして勝ちを示した選手だと思うんだけど。

黒部さんの志向するハードワーク・球際つよつよサッカーに
適さない選手はバシバシ切られるかもしれないし、
選手側からも思ってた徳島のサッカーと違うと
移籍や退団を選ぶ選手がどんどん出てくるかもしれない。

2021年オフ以来の厳しいストーブリーグになることを
覚悟しないといけないかもしれない…。


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◆J2 第38節 11/10(日)@カンセキ(5,899) 曇
 徳島ヴォルティス 0-0 栃木SC

 [得点]

  なし

◆シーズン成績
 16勝7分15敗 勝点55 8位 ⇒

◆ハイライト


チーム内得点ランク
   9点 渡
   7点 ノア
   5点 坪井
   4点 鹿沼
   3点 エウソン
   2点 棚橋、杉本、エウソン、児玉
   1点 橋本、チアゴ、森、内田、柳澤

チーム内アシストランク
   4A 橋本、ノア
   3A エウソン
   2A 柿谷、児玉、渡井、髙田颯
   1A 杉本、チアゴ、杉森、岩尾、村上、青木、渡
   
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