監督交替も泥沼の5連敗中のヴォルティス。
今節はグループ1位突破を決めたカターレ富山戦。
一矢報いる試合とできるか!?


◆富山との前回対戦 
 2026年 J2・J3百年構想L 第3節 徳島 1-3 富山 

ルーカス弾で先制するもあれよあれよと3失点完敗。


◆今節のヴォルティスのメンバー
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SUB 
 GK 永石
 DF カイケ 山口 モヨ
 MF 高田颯 重廣 福田
 FW 梶谷 ローレンス

◇富山に所属経験のあるヴォルティスの選手
・なし


◆今節の富山のメンバー
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SUB 
 GK 寺門
 DF 實藤 
 MF 
湯之前 竹中 松岡  
 FW 松田 中島 古川 キムテウォン

◇徳島に所属経験のある富山の選手
・坪井清志郎(2018,2022-2025年)※徳島からのレンタル


◆今節のトピックス

◇ルーカス負傷交替後、歯車が狂う
昨年も富山戦2試合で各1点ずつを挙げたルーカス。
今期前半戦での富山との対戦でも得点しており、
この試合でも見事な得点を決め、
富山キラーとなったルーカスバルセロス!!

ちなみに歴代では津田知宏(2010-2013)が富山から5得点、
衛藤裕が(2011-2012)が富山から4得点を挙げており、
歴代の富山キラーに肩を並べた形に。
(※津田、衛藤ともに徳島在籍時の得点)

ただ風向きが変わったのがルーカスの得点後。
相手との接触で脚を痛め(ルーカスにイエロー)、
一度はピッチに戻ったが同点弾を決められた直後に交替。
これで流れが変わった。というか手放したように見えた。

トニーはキープしても球離れが悪くなり、
ルーカス以外には一発でパスを出さない印象。
それだけルーカスの抜け出すタイミングが絶妙なのかもしれないが。
トニーとルーカスは同時に出ていないと怖さ半減どころか1/4くらい。

ルーカスに替わりIHに入った梶谷の動きも微妙だった。
慣れないIHで攻守に一歩遅い印象。
後半CFに移ったらいい動きしてただけに振り返って気になった。
吹っ切れてゴリゴリドリブルする姿は迫力があったし。


◇本来のポジションで使ってあげてよ
そもそもの選手起用にも不満あり。
一番は宮崎純真の右WB起用。
開幕から左のIHで起用され一定の成果は出ていたが、
途中出場の第9節FC大阪戦から、退場した第12節高知戦までの、
左WBで起用されてた時はスーパ-純真だった。
IHの太郎との連携で崩しまくっていた。

高木が負傷離脱中だったこともあるが、
左WB起用であれだけのプレーを観せていたのに、
右で使うのがわからない。
いや、高木と純真を同時に使いたいという意図はわかるが、
それであまり上手くいかなかったのに
なぜ何試合も続けるのか?と。

同時起用の色気を出して上手くいかなかったので、
シンプルに高木⇒純真の交替でいいじゃないか。

高木と交替で使われている颯也は手詰まり感が出てきた。
持ち味のドリブルでは違い見せられたが、
縦は絶対に防いでカットインはさせてもヨシみたいな対応をされている。

西谷和希もカットインからのシュートをふかす場面も多かったが、
一本決めてからは警戒され、その後は縦にも仕掛けやすくなった。
縦に仕掛けやすくなった結果、
カットインからのシュートも決まるようになった。

結局のところ、颯也が一皮むけるにはゴールしかない。
今のふんわりクロスか、DFに当たるシュートだけでは、
相手に脅威を与えられていない。
一発決めて警戒されるようにならないと。

さて、純真を左で使うとすると、右WBは柳澤しかいない。
"柳澤を左CBで使いたい"ありきの純真の右WB起用なのか、
"純真を右WBで使うにしても柳澤も使いたいよね"なのか。
モヨやターレスは本職じゃない右純真より序列が下なのがキツイ。

左CBはオムでいいんじゃないかと思うんだけど。
大敗の愛媛戦以降出番がないオムだが、
何がダメで出れなくなったんだっけ?
愛媛戦は全員ダメだったからよくわからない。
左CB柳澤はそつなくこなしているが、
右WB柳澤を諦めてまで選ぶほどではないと思うんだが。


◇杉本太郎でもってるチーム
今、一番いいパフォーマンスを見せているのが
杉本太郎だと思う。

ルーカスの先制点をアシストしたクロスも絶妙だったが、
パスを受けるポジションに絶えず動き続け、
受けたらキープして溜めを作り、
ルーカスや味屋が受け出した時にも
太郎はこぼれ球を狙って詰めている。

守備でも体感の強さでボールを奪取するし、
しっかりスペースを埋めるために走っている。

得点力がそこまで高い選手ではなかったが
最近ではミドルが脅威となり、
必ず惜しいシュートが1本はある。

気分屋のトニーをフォローし、
梶谷、重廣との連携もばっちり。
太郎がいなかったらもっと崩壊していると思うぜ!


◇連敗を止めたのは長谷川徹!
2-2で90分+ATが終わりPK戦へ。
富山は5試合目のPK戦、徳島は2試合目のPK戦。
経験値としては富山のほうが高いが…。

チームの連敗を文字通り止めてみせたのが、
在籍16シーズン目の大ベテラン長谷川徹!!

FC大阪戦ではPK戦を13-14で敗れたが、
GK永石は一本も止められなかった。
キッカーがめちゃくちゃうまかったので
永石を責めるようなものではないが、
徹ならPKでも止めてくれるという信頼感がある。
こればっかりは培ってきた歴史だから。
具体的には2017年の古巣名古屋戦でのPKストップは
今でも鮮明に思い出される。

実際、この試合のPK戦で2本止めて見せた!
6本中2本PKを止めるってめっちゃ凄くない!?


さて、90分での勝利ではなかったが、
これでやっとこさ連敗ストップ。
大谷監督に勝利をもたらすことができた。
起用に文句も言ったが、怪我人や怪我明けの選手も多く、
まだまだ期間が短いため仕方ないかもしれない。

地域リーグラウンドのあと1試合、
プレーオフラウンドの2試合の計3試合。
ここで来期に向けての希望を見せてほしい。


坪井清志郎の覚悟
来期の希望となる可能性がある選手のゴールが見れた。
残念ながら徳島のユニフォームではなかったが。
富山にレンタル中の坪井清志郎のゴール。

百年構想リーグでの恩返し弾は、
河田篤秀、森田凛に続き3人目。
18試合中3点も食らうってどうなってんの!?
残る1試合の今治には元所属選手がいなくて良かったな。

失点は悔しいけれど、
清志郎のゴールに嬉しさも同時にあった。
富山ではチーム2位タイとなる5ゴールを挙げている。
徳島でいうとトニーと同じ点で2位タイ。
富山で結果を出している。

2018年に高卒で徳島に加入して以降、
当時J3秋田、JFL高知、シンガポールと
点々とレンタルに出された。
シンガポールで結果を出し2022年に徳島に帰還したが、
納得いく出場機会が与えられたとはいい難い。

結果を出していないわけではない。
特に2024年は5ゴールを挙げたが、好調時にも序列を下げられた。
本職のトップではなく、IHやウイングでの起用も多かった。
圧倒的な結果を出せたわけではないが、
もうちょっと使ってくれとサポも思っていたはず。
出た試合は結構ゴールを決めてたんだよ!

今期は再びの期限付き移籍を選択。
ジュニアユース時代を過ごした地元富山への帰還。
出場に関する条件をあえて外して、
覚悟を持って徳島との対戦での出場を望んだのだと思う。
そこでスタメンを勝ち取りゴールも決めた。

レンタル期間は2026年6月30日まで。
ただ、今のまま26-27シーズン徳島に帰っても
トニーやルーカスの控えを、
梶谷やワディと争うという扱いをされるだろう。

富山で結果を出してるなら
富山でいる方が選手人生としてはいいのかもしれない。
地元だし。

それでも、それでも思い入れが強い選手だけに
帰ってきて徳島の希望となってほしいのだが…。
清志郎はどのような選択を取るのだろうか?


17_02

◆J2・J3百年構想L 第17節 5/17(日)@富山(6,864人) 晴
 徳島ヴォルティス 2-2(PK6-5)カターレ富山
 [得点] 

  ・15分 ルーカスバルセロス(徳島)
  ・24分 布施谷翔(富山)
  ・45+2分 坪井清志郎(富山)
  ・72分 梶谷政仁(徳島)


◆シーズン成績
 9勝 1PK勝ち 1PK負け6敗 勝点30 3位 

◆ハイライト
 


チーム内得点ランク
 10点 ルーカス
   5点 トニー
   4点 宮崎、高木
   3点 杉本
   2点 柳澤、鹿沼、梶谷
   1点 松田、児玉、カイケ

チーム内アシストランク

   4A 柳澤、トニー、杉本
   3A 宮崎、児玉
   2A 髙田颯、鹿沼
   1A 高木、山田、カイケ、重廣

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